東京ディズニーランドに行って感じたこと(本編)
先週日曜日にディズニーランドへ行ったことを既に書きましたが、今回は、「そこで働いているキャスト(スタッフ)」に着目をしてきました。
1日ずーっとランドの中を歩き回ってすごく感じたことがあります。それは、
「キャストの平均年齢がきっと上がっている」
ということです。ワゴン販売やショップでの対応員、セキュリティの人など、明らかに42歳の私よりも絶対年上だとわかる人が結構目につきました。中には「あれ?この人50歳は越えているよなぁ」というような方も。(さすがにアトラクションの説明などのキャストにはいませんでしたが)
自分のイメージでは、ディズニーランドのキャストというのは基本若い人たちであり、元気に明るく対応しているというものだったので、少なからずショックでした。誤解のないように言っておきますが、別にその方たちの対応が悪かったというのではありません。むしろ、応対はしっかりとしていて、安定感があります。
キャストはとてもきつい仕事だと思います。本来自分がやるべき担当の仕事(掃除、販売、誘導、アトラクションの説明、調理などなど)だけではなく、すべてのお客様に対し、親切に、優しく接する必要があります。いわゆる「ホスピタリティ」がとりわけ重要ですね。今の時期など、本当に外は寒いです。そんな中、寒い顔ひとつせず、面倒くさいことを言ってくる客にも笑顔で対応しなければなりません。夜にもなるとそれはもう大変だと思います。
私は、ディズニーランドのキャストは肉体を酷使する重労働の部類だと思うのです。それをミドル以上の人たちが対応するというのを見てここに景気低迷のあおりというものを感じてしまいました。
エレクトリカルパレードが始まる前に鑑賞にあたっての注意や手拍子の練習をするためのショーキャストが、会社の部長さんでも通用するような風体の人だったときには、ちょっとミスマッチさと悲哀を感じてしまいました。。何でも適齢というものがあるのだと思うのです。
やはり、夢の国へは楽しみに来ているので、若くて元気なエネルギーをもらって帰りたいじゃないですか。そこで疲れに耐えて笑顔でいるミドルキャストを見てしまうとなぁ。。痛々しくなってしまうのです。あくまで個人的な感想ですよ。
やはり不景気こそが、今の経済・雇用状況のすべての病根なのだと改めて感じました。デフレを脱却することは、民間の努力だけでは絶対になしえることができません。次の政権には、必ず「正しい」措置をとってほしいです。
と、そんなことを考えながら90分待ちのホーンテッドマンションのスタンバイ待ち行列に並んでいたのでした。
ちなみに今はクリスマスバージョン。どのアトラクションも、パレードも、クリスマス一色でした。下の娘はたいそうご満悦の様子。子供が喜んでくれたことが何よりでした。
日々感謝 m(_ _)m