YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

それは仕事だけど・・・

今日の話は、特定の組織に関する事ではありません。大きな組織であればあるほど、ある話なのだろうと思います。また、今日の話は不愉快になられる方がおられるかもしれませんがご容赦を。


「この仕事はxx部の管轄だから」「それはxxx部に話を通さないといけないから」「xxx部に申請を出しておかないとあとでうるさいから」


といったことは組織であればよくあることです。しかし、その「どの組織が何を担当していて、組織内手続きを熟知していること」ということは、私の中での「この人は仕事ができる」という評価軸でいうと、それほど高くないのですよね。



もちろん「その仕事を進めるためにはxxxに申請を書いてxxxに話を通しておかなければならない」といった組織特有の手順や約束事は仕事を進めるために必要な要素ですし、しっている人がいることはスムーズに仕事を進めるためにいたほうがいいとは思うのですが、その人の武器がその組織の「お作法のみ」となるとなぁ。。。


組織が大きくなればなるほど、その組織間の壁というものが存在してきます。で、本来の手続きにのっとっていると物事が進まないとき、その手順を乗り越えて対応するという必要がある場面というのがあります。その調整をすばやく行ってくれるという人はまだ評価できます。しかし、その組織を「しっていて、手順に乗っ取った処理しかできない」というのではなぁ。。。


私の感覚からすると、それだけが自分の武器だと、将来不安じゃないですか?と思ってしまうのです。もしもこの組織が消滅したら潰しがきかないんじゃないの?と思う訳です。


きっと、一生その組織で生きて行くことが保障されていればそういった生き方もありなんでしょうね。けどかつては大企業であった会社ですらいつ倒産するかわからない今の状況で、どうなんでしょうか。



確かに私も前職に10年在籍し、今の会社にも10年以上在籍しています。しかし、正直社内の「組織を把握すること、社内手続きに精通すること」に注力などしたことはほとんどありません。そんなことに力を注ぐくらいなら自分の技術力や顧客対応力などどこでも通用するスキルを磨いた方が重要と思っていましたので。(あと、社内プロセスがコロコロ変わるので覚えても無駄というのもありましたがw)



と、このように書いてはみましたが、かつて高度成長時代、終身雇用が保障されていた時には社内組織を熟知し、決まったプロセスだけを実施する事は十分スキルセットとして評価されたのでしょう。



うーーーん、やっぱりそういう道を歩んでこなかった自分には、正直理解できません。せめてそういったプロセスを考える側に回るのであればまだわかるんだけどなぁ。


決して、ここまで書いたような仕事を否定しているわけではありません。自分はそういう道は選択しない、ということです。




とまあ、なんとなくこのところ思っていたことをつづってみました。



#日々感謝 m(_ _)m