YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

広島、長崎の原爆投下について長女と話した(少し加筆・修正しました)

こんばんは、YO茶です。今日も暑かったですねーーー。。



夏休みの真っただ中なので通勤電車が若干空いているのはうれしいですが、暑い。。



さて、今日は8月6日。69年前の今日、広島に原子爆弾が投下され、一瞬にして何万人という人が命を失った日です。


それで、今朝、会社に行く前、長女と原爆のことについて会話しました。





YO茶:「XXX(長女の名前)、今日は何の日か知っている?」


長女:「原爆の日!」


YO茶:「おっ!どこに落とされた?」


長女:「広島!」


YO茶:「おぉ!よく覚えてんじゃん!やるね!」


(とハイタッチ)


長女:「実は昨日塾で英語の先生に同じ質問されてたんだよねw私はてっきり『ハムの日』かと思ってたよ」


YO茶:「(苦笑)ハムの日って。。。そう、今日は広島に原爆を落とされた日、そして8月9日が長崎に落とされた日だね。そして、今日は広島で平和記念式という式典が行われるのね。そこでは、二度とこのような悲劇が起きないように、私たちは誓わないといけないということを宣言するわけ。」


長女:「へぇー、そうなんだ。」


YO茶:「ただね、二度とこんな悲劇が起きないように反省しなければならない、誓わなければならないと言うまえに、アメリカが反省すべきと思ってるんだ。パパはね、第二次世界大戦の中で、原爆を落としたということだけは、アメリカ軍の大虐殺だと思っているんだよ。」


長女:「えー、そうなんだ。どうして?」


YO茶:「アメリカは日本が早く降伏するために原爆を落としたって主張するんだよ。そうすることで、戦争が早く終わり、けがをしたり死ぬ人が減るってね。けど実は日本はね、8月の頭には戦争負けました、っていう降伏の検討を始めていたんだよ。それを察知したアメリカ軍は、じゃあ早くしないと原爆を落とすことができない、とあせった。そして、広島と長崎に原爆を落としたんだよ。」


長女:「えーー!!そうだったの?」


YO茶:「それに、本当に許せない事だけど、仮に早く戦争を終わらせたいから原爆を落としたっていうんだったら、なぜ2発落とす必要があるの?1発で十分でしょ?」


長女:「あ、そうか、確かに。」


YO茶:「広島に落とされた原爆はウラニウム型、長崎に落とされた原爆はプルトニウム型と、違った種類の原爆を落としたんだよ。これはどういうことかわかる?」


長女:「うーーん。。実験をしたってこと?」


YO茶:「そう!その通り!アメリカは、戦争という状況を使って、原爆の実験をしたかったんだよ。そのために、人類史上最大の虐殺が行われた。亡くなった人が兵隊さんならまだわかるよ。兵隊さんは戦って死ぬことも覚悟しないといけないから。けどね、原爆で殺されたのは子供や女性、老人、みんな一般市民だよ。なんで殺す必要がある?だから原爆はアメリカによる、大犯罪なんだよ。」


長女:「(真剣にだまって聞いている)」


YO茶:「本当は、平和式典で日本人に対してメッセージを送るのだけではなく、アメリカにもっと抗議をしないといけないんだよ。あなたたちはなぜ大虐殺をしたのか、とね。事実をアメリカ国民に知ってもらい、そして謝罪を求めなければならない。」


長女:「(真剣にだまって聞いている)」


YO茶:「こういう話はね、テレビや学校の先生はしないと思う。君に言いたかったのはね、普通に当たり前のように教えられているようなことも、本当は全く逆の見方があるよ、ということなんだよ。逆の事が真実だということだってある。パパとしては、8月6日/9日と言う日は、そういうことをちょっとでもいいから考える日にしてくれるとうれしいな。」


長女:「・・・うん、わかった。」


・・・


とまあ、朝から娘に熱く語ってしまいました。。



戦争行為は断固反対です。ただ、日本は戦争で負けたから、いつまでも謝り続けなければいけない、という戦後の自虐史観に頭を染めて物事を見るのではなく、まっすぐ真ん中から、悪いことは悪いとはっきりものを言えるようになっていってほしいのです。



どこまでこの想いが伝わったかな。




日々感謝 m(_ _)m