YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

人が集まれば摩擦は起きる

昔、私が福岡で働いていたときの話です。

当時、前職の会社で九州に拠点を立ち上げるために技術部門の現地責任者として転勤しました。このときのメンバーなのですが、以下の7名で構成されていました。

  1. 営業所長(30代前半、男、親会社からの出向)
  2. 営業員(20代後半、男、プロパー社員)
  3. エンジニア課長代理(私、親会社からの出向)
  4. エンジニア(私と同じ年、男、プロパー社員)
  5. 外部業者1(20代前半、男、外部業者として常駐)
  6. 外部業者2(30代前半、男、外部業者として常駐)
  7. アドミン1(20代前半、女、派遣社員


ところが。。。この7人の人間関係が実に悪く、以下のような関係になっていました。。


まず、この営業所の頭となる営業所長が、それはまあ見事に皆から嫌われていました。言葉足らずの説明、横柄な態度、営業は案件を受注するまでが仕事で、その後のサポートは知らんというスタンスの人でした。


営業員の彼は若かったのですがとても優秀で、押しが強く、ハードネゴを何度も経験してきた人でした。ただ営業スタイルや考え方が営業所長と全く正反対なので、ほとんど会話をしていませんでした。自分の方が営業スキルやコスト意識が高いという自負があり、出向してきた所長より給料が低いことにかなり不満を持っていました。


アドミンの彼女は明るくて、仕事も広範囲なことをやってくれていました。ただ、営業所長とはこれまたそりが合わず、よく愚痴をきかされました。


エンジニアの彼ですが、私と同じ年です。この彼は、とにかく遅刻はしょっちゅう、計算は間違える、仕事を頼んだら期日までにきちんとできたことがあまりない、などなど数え上げたらきりがない問題児でした。ただ彼のすごい点が1つありまして、それはお客様に最後まで付き合うといった粘り強さがあることでした。


外部業者1は、とても若く、素直でした。営業員の彼が受注した案件をこなすことが多かったです。私が転職のために退職するとき、泣いてくれた彼でした。


外部業者2は、これまた会社として扱いに困る存在でした。営業所長が会社の承認を得ずに勝手に業者として常駐させてしまったのです。見た目はいつもニコニコしているのですが、裏では結構悪口をいうといった二面性を持った彼でした。


グループというのがなんとなくできていて、

グループ1:営業所長、エンジニア、外部業者2
グループ2:営業員、外部業者1、アドミン


みたいな感じでした。私は中立で、誰に対しても特に問題なく会話していました。グループ1というくくりにはしましたが、エンジニアも外部業者2も営業所長に対してはかなり不満を持っていました。


とまあ、とにかく営業所長に対する文句が多く、何か問題が発生したときには全部私に相談が来て、私が営業所長に意見する、というような図式になっていました。


いやー、あのころはしんどかった。。まるで動物園のようだったなあ。


今はグループの中の一エンジニアです。当時に比べれば、今のグループは本当に優秀な大人の集団だし、人間関係の調整といったわずらわしい事が(少しはありますが)ないのでその点では非常に楽です。


ただ、あの九州時代の苦労した話は、私にとっての大きな財産になったと思います。スタートアップの経験ってサラリーマンを普通にやっていたら経験できないですからね。


ちなみに、、この7人の関係をあの六星占術で見てみると、びっくりする結果が出ました。。

そのことについては、また今度。



日々感謝 m(_ _)m