YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

政治と国民意識について徒然なるままに

少しまじめな話を。


日本国は法治国家です。国を動かすためのあらゆる事は法によって定められ、法のもとに運営されていきます。ですから、その法律を作成する国会はたいへん大事な役割を担っているわけです。故に国会議員は国の行く先を左右するという、崇高で重大な責務を負っています。従って選挙の際、本当は国会議員を「人気」や「ノリ」などで軽々しくで選んだりすることは適切ではありません。議員になりたいという人が

  • どのような思想をもっているか
  • どのような政策を進めようとしているのか
  • 具体的なプランをもっているのか


などをよく精査し、その発言したことを実行しているかどうか監視しなければなりません。当然です。「私たちが選ぶ」わけですから。適当に選んで後は知らないでは済まされません。それでその議員が適当なことや公約したことを守っていない場合には、当然その議員に対して抗議をしなければなりません。何もしないで「今の政治には期待できない」と文句を言うのは違うと思うのです。誰かが抗議してくれるだろう、自分には関係ない、なんて姿勢は間違っています。



結局、今の政治の堕落ぶりは僕たち国民の無関心、無責任による帰結という面もあると思うのです。


不満を言うなら、少なくとも行動しないといけないと思うのです。そんなに難しいことではありません。電話で自分の選挙区の議員事務所に意見を伝えればいいのです。電話はちょっと・・というのであればFAXやメールでもかまいません。特に小選挙区で当選した議員にとっては、自分の選挙区内の市民の意見は自分達が思っている以上に気にしています。だから、今の政権、政治に文句があるのであれば、井戸端会議で話すのもいいのですが、自分達の選挙区の議員に対して伝えるべきなのです。その意見の数が多い程、議員は反応すると思うのです。これこそ、日本が民主主義国家であるということなのだと思います。


実際のところ、私たちは日々の生活で忙しいかららそんな暇は正直ありません。しかし、それでも政治や国会というものに意識を向けなければこの国の未来はいつまでも人任せなのです。


それから、国会議員に必要な、とても重要な資質があります。それは、

  • 無私の心でその任にあたる覚悟を持っているか

ということです。今の国会を見ていて最も欠けているのがこれだと思います。他にももちろんいらっしゃるとは思いますが、私が今の国会議員を見ていて無私の心で職にあたられているなと感じられるのは自民党小野寺五典代議士(宮城6区)です。東日本大震災発生後、それこそ地元に密着して任に当たられている。このような覚悟をもって活動されている国会議員がどれだけおられるのか。


選挙になったとき、街宣車で名前を連呼し、「私を助けてください」という候補者がいます。私は「ご冗談でしょう」と思ってしまいます。自分はどうなってもいいから、国民は守ります、というのが国会議員だと私は考えています。それを自分のエゴ丸出しで選挙をする人になぜその資質があると思えましょうか。


しかし、公に奉仕するという心は、今の日本では持つ事が難しいものかもしれません。学校教育でそういったものは教わりませんから。自分の国に誇りを持つことさえ、今の学校教育では教えられません。それがひいては戦争につながるかもしれないという思想のもとに。自分の国に誇りをもたせない教育をする国は、世界中の中で日本だけです。それこそが特異なことだと普通に考えて思うのですが。。。


もう、戦後のスキームを脱却して、僕たちは一人歩きしないといけないんじゃないでしょうか。上の世代がずっと先送りにしてきた「心」の問題、「国体」の問題を、僕たちの世代で解決しなかったら、また自分の子供達により解決しづらくなる問題を残して行くことになる。そんなの私には耐えられない。





#日々感謝 m(_ _)m