YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

新聞を購読することにした(続編)

先日書きました、「新聞を購読することにした」の続編です。実は先のエントリの後にだいたいの骨子を書き上げていたのですが、ボリュームが多くて重たいエントリを連チャンで掲載したくなかったので、少し間を置いて上げることにしました。

#体調最悪なので新しいものを書くのがしんどいということもありますw


会社の仕事だと、さまざまな比較を表にまとめてわかりやすく見せたりしますが、ここは個人ブログ。そんなことはせずダラダラと書いて行きます。ご容赦ください。



さて、一応各紙を5項目で比較をしてみました。まずはわかりやすいところから。



1.文字の大きさ、見た目の配置の良さ

まずは見た目です。これは個人差あるかもしれませんが、パッと見て「あ、見やすそう」と思ったのは毎日新聞です。新聞名下のヘッドラインがパッと目に入ります。そのまま新聞の構成が頭に入ってきます。他の新聞もヘッドラインや目次はあるのですが、一番いいセンスだなと思ったのは毎日です。文字の大きさは日経以外どれもそんなに変わらないのかな。子供が読むとしたら日経新聞は敷居が高いかもしれません。



2.紙面数

朝日、読売、日経が40ページ、毎日、産経、東京が28ページ、埼玉が20ページでした。これは多分に広告のページの差なのかなと思います。読み物としての新聞以外の使い方もいろいろあるので、紙面数が多い新聞のほうがいいのかなwまあ、たまたまこの日だけこうなのかもしれませんが。



3.コラムの内容

次に各新聞のコラムを読み比べてみます。コラムで一番有名なのはなんと言っても朝日新聞の「天声人語」だと思います。私が中学校のころ、夏休みの宿題で毎日「天声人語」をノートに書き写すというものがありました。改めて読んでみるとコラムは子供が読むにしてもちょうど良いボリュームと内容なのかなと思いました。今回の各コラムの私の所感はこんな感じです。


朝日新聞天声人語立冬、寒くなって聞き慣れない病気がはやる、愛子様、陛下もご入院されたことなど)

読売新聞:編集手帳(新聞記者について、東日本大震災と、被災しても取材を続ける生身の人間としての思い)

毎日新聞:余録(ヨーロッパの国民性ジョークの定番からEUの経済危機について)

産経新聞産経抄立冬、季節を感じる感覚についていろいろ)

日本経済新聞:春秋(錦織選手がジョコビッチに勝ったこと)

東京新聞:筆洗(原稿に文章を書いて身に付いた型、不自由な方が自由になれるということ)

埼玉新聞:さきたま抄(山から人里におりてくる動物とのトラブルについて)



日本語としてはどれも問題ないかな。段落数は日経が4、読売が5、あとは6です。文書スタイルとして読みやすかったのは個人的には朝日、読売、毎日あたりかな。まあ、テーマがバラバラなのでここで判断するのは難しいかも。。



4.社説のテーマ


次に社説。ここは新聞各社の思想がストレートに表現されます。社説は通常、2つのテーマについて掲載されています。


朝日新聞:「どうするTPP、交渉参加で日本を前へ」(12面でこのテーマに絞って掲載)

読売新聞:「消費税引き上げ、国際公約実現へ与野党協議を」「会計検査院報告、復興予算の執行に指摘行かせ」(3面)

毎日新聞:「正念場の首相、もっと国内でも雄弁に」「東電事業計画、電力の抜本改革を急げ」(5面)

産経新聞:「天皇陛下ご入院、公務軽減に国民も協力を」「中国漁船摘発、海上警察力の強化を急げ」(2面)

日本経済新聞:「東西の証取合併による市場活性化を早く」「行政の無駄はもっと削れる」(2面)

東京新聞:「消費税発言、国民は聞いていない」「税の無駄遣い、検査をしっかり生かせ」(5面)

埼玉新聞:え??社説なし。。




社説は各紙のカラーがもろ明確に出ますね。はっきりしているのは産経。さすが保守より、唯一天皇陛下のご病状のことと中国船の問題をあげています。朝日と毎日、日経はTPPに賛成のようです。(あ、どうやら産経も賛成ですね)おぉ、読売は消費税増税に賛成なのか。しかし、TPPには自分達メディアの立場も危うくなるかもしれないのに、何考えてるんですかね。結局深く考えてないんでしょうな。




うーん、ここまで比べた段階で、やはり地方紙は外そうかなと思います。地域に根ざした情報が多いのはいいのですが、日本の動向、世界の動向を読むには物足りないかなと。




5.旬な記事の掲載有無、掲載ページ



今、私の中でホットに感じている記事がどのような扱いなのかで、各紙を比べることにしました。私がホットに感じているニュースはいろいろありますが、以下の4つです。

基本的に国益、安全保障、国体という国の根幹につながるようなニュースです。さあ、これらはどのように掲載されているか。



朝日新聞:TPP>4面全面に特集記事、12面に社説 中国船>なし 天皇陛下>38面(社会面)皇太子様の公務代行の記事を小さく掲載 横田めぐみさん>38面(社会面)に掲載

読売新聞:TPP>1面トップ下記事、2面、3面、4面(政治面)、9面(経済面)に掲載 中国船>38面(社会面)に掲載 天皇陛下なし 横田めぐみさん>2面(社会面)に掲載

毎日新聞:TPP>3面に特集記事 中国船>なし 天皇陛下>26面に皇后様お見舞いの記事を小さく掲載 横田めぐみさん>24面に小さく掲載

産経新聞:TPP>3面に特集記事 中国船>2面に社説、26面に大きく掲載 天皇陛下>2面に社説、26面に大きく掲載 横田めぐみさん>2面に大きく掲載

日本経済新聞:TPP>1面に論説員が解説、5面全面で特集 中国船>2面に官房長官のコメントを小さく掲載 天皇陛下>38面に宮内庁次長の会見を小さく掲載 横田めぐみさん>2面に小さく掲載




TPPは今まさに国の行く末を左右する事項なので全紙が扱っています。また、横田めぐみさんのニュースについても、大小あれど全紙記事がありました。驚いたのは、天皇陛下ご入院と、中国船問題については記事がない新聞があったことです。


信じられん。。。。全紙とも、小さくでも掲載されるもんだと思ったんですが、1行も書いてないとは。。






さて、ここまでいろいろ読み比べてきましたが、比べれば比べる程、選べなくなって来た。。どれも帯に短し襷に長し。



まあ、もともと予想していたことですが。。。。だったらめんどくさい事すんな!って言われそうですね(^^;)



産経新聞は私が気になるような記事を多く掲載してくれているのですが、やや感情的に書いているような雰囲気が見られるのですよね。(自分の感想なので、他の人はどうかしれませんが。)読んでいて少ししんどくなるのです。朝日は思想上、最初から外そうと思ってましたw。日経は、子供にはちとつらいかな。



となると、消去すると残ったのは毎日と読売です。まあ、この2紙だと私からしたらどちらもどっこいどっこいかなぁ。



あとは新聞屋さんと交渉してみて、お得っぽいほうにしようと思います。



ただ、以前から子供達には、「テレビや新聞で伝えていることは、必ずしも本当の事をありのままに伝えていない。だからそのまま鵜呑みにして信じるな」と言い聞かせています。そう、この姿勢があれば、結局はどの新聞にしても大丈夫なのかなと思います。まあ、そのためには他の新聞やインターネットニュースなどを読み比べないとわからないのですけどね。。



当面は、私がそのあたりの補足をしていきたいと思います。






#日々感謝 m(_ _)m