金正日総書記死去（追記しました）

歴史が動く。

午前中、客先Meetingで外部との情報から遮断されていたため、そのニュースを知ったのは午後になってからであった。それも妻からのメールで。

そのニュースを知ったと同時に、衝撃が走った。そして緊張感が体を突き抜けた。

朝鮮半島を中心として、アジアが近年にないくらい緊迫していく。核保有国のリーダーが死去。それも後継者はまだ若い金正恩氏。当然ながら軍部を掌握しているとは思えない。

だからこそ危険なのだ。これまで平和ボケしてきた日本に、この緊迫感の中、どれだけの対処ができるのか。

核ミサイルによる本土攻撃。その現実味が一気に高まった。

日本政府、野田内閣に、この難局が乗り切れるのか。否、あまりにも荷が重い出来事であろう。

しかし、希望の光もある。金正日体制の崩壊に伴い、拉致被害者の救出にわずかながら可能となった。

なぜなら、日本人拉致の実行部隊を実質指揮したのが金正日その人であったからである。彼が指導者である限りは永遠に解決はなかった。

これは希望的観測になるが、この後金一族による支配体制が崩壊することがあれば、日本人拉致被害者を救い出すチャンスがでてくる。日本海に逃げ出てくる人たちもいるだろう。

そういった状況が現実になったとき、現在の法解釈で日本人の自衛隊を拉致被害者の救出に向かわせることはできるのか。政府、国会議員、官僚、そして国民をあげて横田めぐみさん、有本恵子さんといったわれらの同胞救出を実現させるための法整備、準備に即行動すべきだ。

歴史がまさに動いた1日、その空気を感じた。それもかつてないほど不穏で危険な空気を。

#日々感謝 m(_ _)m