YO茶の足跡残す日記

日々感謝の気持ちで、思う事をいろいろ書いていきます。

頼んだ資料が微妙に違うんだよなぁと思う件(少し追記・修正しました)

人に何かをお願いするというのはなかなか難しいものです。それが資料作成などになると、なかなか自分が思った通りのものにはなりません。



これは当然です。依頼するときに、逐一詳細まで説明する時間はないし、何より頼む相手は自分の分身じゃないですから。



ただ、数量をExcelで算出するような表を作成するような場合には、表の罫線や項目部分の色などに違いが出てくるくらいで、そうそう変わるものではないと思います。



私の部署のある後輩に、お客様からもらった情報を元に、あるルールに基づいて設置機器の台数を算出する表を作成してもらいました。その時に、冗長化しない場合と冗長化した場合の数量と金額を計算してもらうようにお願いしました。この金額は予算をとるための金額なので、完全に正確なものというよりは概算として必要なのです。



さて、その出し方なのですが。。。



結果としては、求められるものが出てきています。しかし、いくつかのアラが見つかりました。


まず、お客様からは、各拠点のある数量を調査してもらい、報告頂いているのですが、ところどころその数値が入っていません。それは、調査中だがまだその結果がわかっていない、という理由でした。しかし、その調査結果を待つ余裕が今回はありません。


となると、何らかの理屈をつけて、空白の数量をあてこまないといけません。そうしないと、合計数量がかけ離れて少なくなってしまうからです。


確かに、最初お願いしたとき、「空白」のところはどうするか決めていませんでした。しかし、そこは、求められる結果を考えれば、そのままではよくない、と思考しないといけないのです。


残念ながら、そこができていなかった。



さらにその計算過程が、私の感覚にマッチしないのです。




まず冗長化しない場合の数量が拠点毎に算出されています。で、次に冗長化した場合の数量の算出をするのですが、私の感覚だと、冗長化された場合の数量は一つの列に書いてあり、その列の合計が冗長化パターンの合計とします。



後輩の資料は、冗長化なしの数量列があり、さらに「冗長化するために必要な数量」が別の列に計算してあります。で、冗長化した場合の合計数量は、各列の合計をたしたもの「のみ」が出ているのです。



わかります?この違い。結果が一緒だからいいじゃないか、という方もおられると思います。しかし、冗長化されたときの「拠点毎の」数量を見たいとき、後輩の表では計算しないといけないのです。



繰り返しますが、確かに拠点毎の冗長化された場合の数量を出しておいてほしいとは頼んでいません。しかし、この資料を使うときに、そういう数量が必要じゃないか、ということを想像出来てこないといけません。



なんだろうなぁ。。言われたことだけを行うのではなくて、それ以外に表を使う相手の気持ちを考えて、どういうアウトプットだと「より」有益になるのかを、汲み取ってほしいのですよね。そういうことが、ひいてはお客様に喜ばれる目線でものを見られるということになるのですよねぇ。



言われたことだけやっててもそれだとずーっと自分がリードすることはできません。どうなんだろう、これって日本人特有の「言わなくてもわかるだろう」というやつなのなかぁ。それを求めるのは酷なのかなぁ。。。



①2か3の説明で、10を超えて13位までやってくれる人
②2か3の説明で10できる人
③5説明して10できる人
④8説明してやっと10できる人
⑤5説明したら5しかできない人
⑥10説明しても5しかできない人



私はひょっとしたら①を望んでしまっているのかもしれません。けど、シニアなグレードに上がりたいのであれば、少なくとも得意ジャンルは③以上になってほしいと思います。



と、そんなことを思いながら、結局表の見せ方を私が修正したのでした。




すいません、今日はわかりにくかったかもしれませんね。。




日々感謝 m(_ _)m