NHKスペシャル「ジパングの海〜深海に眠る巨大資源〜」を見た（少し追記しました）

昨日、NHKスペシャル「ジパングの海〜深海に眠る巨大資源〜」を見ました。タイトルからして、ひょっとしてメタンハイドレートのことをついにやるのか！？、と期待しましたが、その期待は見事に外れまして、メインはなんと、金、銀といった「お宝」が日本近海に眠っているというものでした。

海底プレートが潜り込む場所にそって、豊富な鉱物が眠っているはずという仮設をもとに調査が行われます。長崎大学の調査チームがトカラ列島の「宝島」近海で海底調査を行います。この人達が探しているのは金や銀といった鉱物です。海底カメラで底の様子を見ながら海底面に濃縮した鉱物の発見に興奮する様子などが放送されます。

もちろん、そういった鉱物の調査は重要です。NHKは、日本のエネルギー政策を一変する可能性がある、日本海側のメタンハイドレートの調査も同時に紹介すればいいのに、と思ってしまいました。

テーマが海底資源なんだから。。。

日本海に隣接する県で構成された日本海連合を中心に実施されているメタンハイドレート調査も、同様に特集を組む価値があるのになぁ。

課題は、採算性でしょうね。海底に豊富に賦存していたとしても、採取にコストがかかりすぎたら意味がありません。そこをどれだけ技術革新などによって安く採取できるかが重要だと思います。

この番組で良かったと思える事は、日本近海の海底資源を、中国や韓国が狙っている事実を伝えていることです。中国や韓国は、国家戦略として取り組んで来ています。ボーッとしていると、これらの資源も気がついたらとられてしまっていたということになりかねません。日本は、海にもっと目を向けて取り組んで行かないといけませんね。また、公海の資源探査には、世界の企業が注目してきています。官民一体となって取り組まないといけません。

さて、今日は私の甥が高校ソフトボールの全国大会に出場するため東京へやってきます。その試合を兄夫婦と応援するために多摩までいってきます。(追記：この大会、よく聞いてみたら昨日から開催された東京国体なのでした。。すごいじゃん！！）

それでは今日も素敵な一日を！

#日々感謝 m(_ _)m