新政権の1週間の活動を見て思うこと

まだ新政権が発足して1週間しか経っていないので、まだこの政権がどうのこうの言う状況にはないのだが、すっごく疑問に思うことがあります。

今現在、もっとも深刻なのは景気だと思っています。ちまたでは最悪の状態「デフレスパイラル」が起きているといわれています。この経済状態に対する対策が全く聞こえてこないのはなぜ？関連する省庁や閣僚をざっと考えてみると・・・

【財務省】
藤井さんはこども手当てを捻出するための補正予算の組み換え作業でてんてこまい。景気が良くならないとそもそも子供も作れないのに。　　　　　

【厚生労働省】
雇用に関する官庁は厚生労働省になるが、長妻さんは年金のことに全力投球中。どっちみち年金問題なんて解決には長い時間がかかるんだから、じっくりと取り組めばいいのに。それよりも雇用のことのほうが先でしょ？

【国土交通省】
一番目先だとJALが年内にも破綻の恐れ。これ、何とかしないとだめでしょ。と思ったら前原さんは八ッ場ダムの躓きでダムにかかりっきり。馬渕さんは高速道路無料化にかかりっきり。どっちもじっくり取り組めばいい話で、優先順位は年内につぶれそうなJALのことでしょうが。あ、もうひとり「総理！総理！」の副大臣がいたな。あの人には任せられんな。。

【国家戦略室】
そもそもこういった状況の中で、戦略的な優先順位をキチッと示すのが国家戦略室の役目だと思っていたのですが、いまだ何をやっているのかさっぱりわかりません。目先の予算に口を出したいとかごちゃごちゃやってないで、もっと大きな戦略の部分をまとめてくださいよ。バラバラじゃないですか。

金融担当の亀さんは・・早速失言で銀行株を暴落させる始末。。まったく何をやってんだか。。

そして、鳩山総理は世界にCO2の排出量を25%削減すると公約してしまったけど、やる
のは我々国民だよ？まず国民に説明してから約束してくれないとおかしいんじゃないの？しかも、途上国に技術や資金を提供する用意があるなんていってたけど、どこに
そんなお金があるんでしょうか？そんなお金があるんだったら、まず国民に回してく
ださいよ。

さらに、事実上政権の「ドン」である小沢さんに至っては、現韓国大統領の実兄の韓日議員連盟会長らと会談し、永住外国人への地方参政権付与について「賛成だ。通常国会で何とか目鼻を付けたい」と述べたとのこと。

http://www.shikoku-np.co.jp/national/political/article.aspx?id=20090919000427

あなた、どこの国の議員なのですか？国民の生活が第一なんじゃないのですか？
なぜこの案件が先なのですか？
外国人参政権については賛否両論あるわけで、ことさら先に進めなければならないものではないでしょう。外国人参政権については自由党時代からの方針であるとは思いますが、同時に公明党が推進していたものでもあります。これは来年の参議院戦後の民公連立なんてことを視野に入れているのでは？なんて思えてきます。やっぱり小沢さんは権力や政局ありきで政策を考えている人なのではないかと素人の私ですら思えてしまいます。

と、まあたった1週間の活動を見ただけでこのグダグダぶり。マニフェストにこだわりすぎじゃないのでしょうか。現状をよく見てくださいよ。何がいま一番緊急なのか。

でなければ、本当に支持率なんてあっという間に落ちてしまいますよ。

あ、誤解なきよう。私は民主党の政権に期待してるんですよ。意見を言えば響くと思っているからこそのコメントなんです。お願いしますよ。

#日々感謝 m(_ _)m